kiroku

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日々の思考や出来事、記録。

生理の貧困

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・夫や親の理解が得られず生理用品を購入できない(購入を許してもらえない)

・生理用品を購入できない(ナプキンの値段が高い)

・新聞は軽減税率の対象なのに、なぜ生理用品が軽減税率の対象ではないのか

・生理用品は生活必需品ではないのだから軽減税率の対象から外れて当然だ

こんなのばっかり。性教育って何を教えているんだろう。「生理用品は生活必需品ではない」と答えた男性が後のインタビューで「生理について正しい知識が無かった。尿のようにトイレに行くまで我慢できるものだと思っていたので生活必需品ではないと考えていた。」と言っていたのが衝撃すぎた。

学生の5人に1人が「経済的な理由で生理用品の購入が難しい」という割合の高さに対して、「布ナプキンを作ればいい」「月経カップを使えばいい」と勧める大人の想像力の無さ…。こういう人の存在が生理の貧困を改善させない。生理の症状の軽い女性が、重い女性の生理を認めないのと似ている。自分の体験が他人にも当てはまって当然だと信じて疑わない人たちの存在が重すぎる。

トイレに行く度にナプキンを交換すると1回(7日間)の生理でも絶対に1パックでは足りないし、ナプキンって値段の幅も狭いし、安くても高い(生活必需品だと認められてないから軽減税率の対象外)。親の理解を得られないとか、貧困によって生理用品を購入できない現実はあまりにも辛い。

人の気持ちになぜ寄り添えないんだろう。寄り添う姿勢も見せないで我慢ばかり強いる大人が多くて心が疲れる。自分が生きてきた時代に、現代の子どもを重ねてしまう名前だけの大人にはなりたくない。

フランスでは全ての大学で生理用品の無料配布、イギリスやスコットランドでは女性に無料提供義務付け、ニュージーランドでは小中高で無料配布、オーストラリアやインド・カナダ・ケニア・イギリスでは生理用品は非課税。日本は今年3月に女性支援のための交付金が拡充されたけれど、果たしてそれが本当に女性支援に正しく繋がるのか。

性別にかかわらず、正しく理解することが生理の貧困を解決するために必要不可欠。” 女性の生きづらさ ”の上に成立している” 男性の生きやすさ ”の存在に気づくこと。生まれた瞬間から高い下駄を履かされて、履いている下駄を理解することすらできなくなっているのでは。

今年のジェンダーギャップ(男女格差)指数156か国中120位…。先進国…?絶望感しかない。