kiroku

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日々の記録

大晦日

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今日は大晦日、特別なことは何もない日常の中の1日。いつも通りの時間に起きて、スマホを眺めて、洗濯して、掃除もした。田舎へ帰る人が多いのか、私の住んでいる町は静かで車も少ない。

昨日は学校の電気施設が爆発して停電になり、授業は休み。CPがデパートに連れて行ってくれたので、日本のグミと小さいケーキを買って帰ってきた。普段から健康とは言いがたい食生活をしているのに年末年始でさらに健康から離れていく。何もしていなくてもお腹が空くし、お腹は空いていないのに食べたくなるし。年末年始っぽく自分なりに散財してる(普段お金を使うのは昼ごはんと飲み物くらい)。コンビニで買ったコーヒーの容器は12月末でもクリスマス柄。タイっぽいなぁと思いながら帰宅。夜は家族とテレビ電話。年末の料理が並んでいるテーブルを囲む幸せそうな向こう側、今すぐ飛んで行きたくなる。「そっか、今日は大晦日、年末か。」って。一年の終わりだと言うのに、やり残したことや悔いは思い浮かばない。(無いんじゃなくて思い浮かばないだけ)2021年が終わったという感覚が薄くて。

そういえば、昨日の夜に家の近くで破裂音?爆発音?が聞こえて怖かった。爆竹かなと思ったけど違う気がする。まさか銃声ではないと思うけれど乾いた爆発音。ただ年末年始の何かなら問題ないけれど。コロナ、年明けに感染爆発しませんように。

それから、年末なので振り返りを。「私の2021年」といえば協力隊。合格してから訓練に参加するまで、訓練が終わってから派遣されるまで、本当に本当に本当に長かった。待っている間、ずっと辞退するかどうか迷って悩んで考えて過ごしてた。選んだ道で得られるものは何か、失うものは何か考え続けた1年。今でも協力隊を選んだことが良かったのかどうかは分からないし、ここに私が居ることに対する自信もない。だけど自分で選んだからには良い選択にするために、自分なりに努力しなきゃいけない。順調にいけば帰国する頃は27歳、28歳前。2年間で自分自身を整理して日本に帰国したい。協力隊を選択したことで経験したこと全て、そして今過ごしているこの時間も、間違いなく人生に大きく影響している。

どこへ行っても人に恵まれて生きてきて、タイでも優しい人に囲まれて生活することができている。悲しいことも辛いこともあったけれど、前を向いて真摯に向き合うことを忘れずに過ごさなければならない。自分を成長させるのは経験と継続、そして挫折…かな。大切な人を守れる人になりたい。

来年このkirokuを振り返ったとき、私はどんな気持ちになるんだろう。タイにいるんだろうか。泣いてないだろうか。けっこう不安。