kiroku

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日々の記録

「泣きながらご飯を食べたことのある人は生きていけます。」

白いフェンスの横にある黄色と赤のチューリップの花の植物

「泣きながらご飯を食べたことのある人は生きていけます。」悲しいことや辛いことも、それなりに抱えて生きてきた。それでも乗り越えて今日まで来たわけだけど。その時は本当にすごく悩んで、とても苦しくて、過ぎてしまえば美化作業が始まって、思い返す余裕ができた頃には美化されている。そんなものなのかな。終わらない苦しみを抱えている人もいることは知っておかなければならないけどね、っていう雑な着地。

大気汚染による連日の汚い空気。喉も痛い、頭も痛い、肌も痒いし、顔には湿疹…鏡にうつる自分の姿を見て嫌になる。AQI400と表示されてる地域の人はどんな生活をしてるんだろう。中国とかバングラデシュとか。私はAQI170の空気にうんざりしているのに。日本から持ってきた頭痛薬が順調に減っていく。今朝はシーツを洗うために早起きしたけど、空気が汚くて洗わなかった。午後にはマシになったけど、乾かないと困る(替えがない)から結局洗えず。洗濯機があれば脱水して部屋に干せるのになぁ。電子レンジはもう要らないから空気清浄機が欲しい。玄関もベランダも家のドアは隙間だらけで、虫や空気を遮ることには意味がない。部屋でもマスク、肌はガサガサ、ため息をコントロールできない休日。

そういえば?、らしくない未練をぶり返しているこの頃。寝る前に思い出すのは、先輩隊員の「行ったから言えることだけど、協力隊の2年間はなくてもよかった。」という言葉。半年後、1年後、2年後、私はどう思うんだろう。誕生日を迎えて歳を重ねて考えることも増えていく。25歳か26歳には帰国しているはずだったなぁ。帰国後にやりたかったこと、渡航前に計画していたことが変わっていって、あっという間に休日も終わり。

「若いうちにいろいろなことを経験しておくこと」という言葉、本当にその通りだと思う。自分を知るために必要なことを経験しておいた方がいい。何が合うのか、何が合わないのか、何が欲しくて、どうなりたいのか。苦手なことや合わないことを人生の大部分にしてしまうのは勿体ない。それから、自分が知っていることだけが全てではないってことも。