kiroku

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日々の記録

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

人生の放棄権

日が沈んでから昇るまでの時間、とくに何かをするわけじゃない深夜。音も光も消えて、時間を独り占めしているみたいで、この頃、消えてしまいたくて仕方のない日がある。人生を放棄したくて仕方のない日のこと。療養のために帰国していることを忘れてしまい…

もらった優しさで心が温まること

ふと思い出したとき涙が出る、そんな思い出を私はたくさん持っている。今日のことも未来で思い出したとき泣いてしまうと思う。今日になって、負の感情の中で気づけなかった幸せに気づいて焦っている。幸せばかりを掻き集めては自分だけの虚しさを掻き消そう…

夕焼け

入院することになる日の前日、下書きに入れたものを。 日本語教育を楽しいと思えなくなっている。台湾でも日本でも大好きだった日本語教育、楽しいと思えなくて。活動がどうこうではなく日本語教育を楽しいと思えなくなっているんだって気づいた。何でかな。…

「泣きながらご飯を食べたことのある人は生きていけます。」

「泣きながらご飯を食べたことのある人は生きていけます。」悲しいことや辛いことも、それなりに抱えて生きてきた。それでも乗り越えて今日まで来たわけだけど。その時は本当にすごく悩んで、とても苦しくて、過ぎてしまえば美化作業が始まって、思い返す余…

おまじないの詩

「 朝のリレー / 谷川俊太郎 」 カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウインクする この地球では いつも…

新年から

2022年。 オンラインで生中継のカウントダウンを見ての年越し。自宅前で花火があがって綺麗だった。数発だったけど幸せな瞬間。一瞬に感じるくらい短い時間だったけれど、活動や授業準備のことを頭の片隅に置いて過ごすことができただけで十分。 年越し早々…