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日々の記録

日本の性犯罪、現実は空しい。

画像:https://www.bbc.co.uk/programmes/b0b8cfcj

 

www.bbc.co.uk

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伊藤詩織さんの勝訴の知らせを聞いて、ほっとした。この国では性犯罪の被害者は適切に守られていないように感じるから。たった330万という数字だけでも、その軽さが分かると思う。

このニュースを見て「これからセックスする時は事前に合意を示せる証拠をもらわなきゃね」「彼女に訴えられる可能性もあるってこと?」とかいう人もいて気持ち悪いなぁ。下着の種類が性行為への合意に何の関係があるのか全く分からないし、「ノースリーブを着ていたから合意している」意見も「ミニスカートをはいていたから合意している」意見も理解できない。本気でそう思っている男性がいるの?日本の法律では性犯罪の被害者は守られない。寧ろ傷つけて突き落とす。どうして逮捕直前に逮捕中止になるのか教えてほしい。誰の、どんな一言で、どうして中止になったのか、その経緯が知りたい。性犯罪のニュース、裁判の結果を聞く度に空しくなる。戦っても、晒されても、傷ついても、こういう結果しか得られないのかと。日本は性犯罪が少なく、安全な国、安心な国、そんなの嘘。性犯罪は法で守られない国だということを知っているから、被害に遭っても黙っているだけ。生まれて死ぬまでに、どれくらいの割合の女性が性犯罪に遭っているだろう。「何でもかんでもハラスメント」ではなく、相手が不快だと感じることをする人に問題があるだけ。当たり前のことなのに…。 少しでも絶望せず、僅かでも希望を持てるように、そんな未來を迎えられるように。