kiroku

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日々の記録

アルバイト最終日

たい焼き屋さんのアルバイト最終日。店長が海外に行っても役立つようにポーチ(カードやペンを入れられる)を手作りしてくれた。副店長は手編みのカーディガンを作ってくれた。こんなに幸せな人生があっていいのかな、きっと向こうへ行ったら地獄が待っているんじゃないかとかを考えながら帰宅した。毎日20分歩いた道も最後だなぁと思ったり、寝坊して坂道めっちゃ走ったなぁとか思ったり。ずっとここで働きたいなと思うくらいに幸せだった。知人に「職場環境が良いからこのまま就職したい」と言ったら、「大卒でたい焼き屋さんに就職?」って言われた。私はそういうことを言う人が嫌い。繋がっていた糸を切った。さよならグッバイ。思っていても伝えなくていいことがあるのよ。この職場は私にとって大切な場所なのに、それを一言で振り払われたことが悲しかった。私を傷つける人と共に生きるなんて無理。帰りが遅くなると家まで送ってくれたこと、お弁当を作ってくれたこと、本当に本当に良くしていただいたのに何も返せず申し訳なくて。私はどこへ行っても人に恵まれる運があるから、どこへ属しても最後の日はすごく寂しくなるけれど、次の場所にもいい出会いが待っているはず。せっかく、たい焼きを焼くのも上手になってきた気がするのに。明後日には家を出て実家へ帰り17日には出国。引っ越し準備を全くしていないのでヤバイ。それでも焦っていないのはもっとヤバイ。ギリギリの女になってる。あと少し日本での生活を楽しむ。この寂しさはいつまで引きずるかなぁ。