kiroku

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日々の記録

命を繋ぐものは何か。

死にたいとか消えたいとか、そういう暗い気持ちしか書いていない気がして。もっと幸せなことを書けばいいのに、書こうとすると何も浮かんでこなくて嫌になる。辛いことばかりの人生の人みたいで嫌になる。だいたい、夜中にパソコンを開くから良くないんだろうな。

台風は日本列島を縦断していく。前に訪れた町がテレビに映り、川が氾濫している映像に胸が痛くなる。大丈夫?と連絡するか悩んでやめた。違う町に住む知り合いが増えるほどに心がざわつく。返事のないLINE、スピーカーの向こうの声、他人の視線、無言の圧力、死にたいなと少しだけ本気で思った久しぶりの夜。正気を吸いとられていくような感覚に早く出ていかなきゃと思う。何度経験しても心が重い。なのに私は戻ってくる。自分の弱さだ。薬物みたい。自分の弱さで繰り返してしまう。

今夜、強風を窓越しに感じながら、久しぶりに本気で死にたいと思った。そして、私が何に命を繋がれて生きているのかを考えた。私は、私の命を繋いでいるものは祖母と母の存在だと思う。私が死んだら祖母と母が悲しむ気がするから生きている。祖母も母もいなくなった時に、祖母や母のように大切な存在がなかったら、私はあっさり死ぬんだと思う。自分でも怖いくらいに未練がない。やりたいことはあるけれど、絶対にやりたいわけではない。死にたい気持ちが第一にあって、それを食い止めて生きている。

死にたいと言うと、可哀想だとか、辛いんだねとか思われるんだろうけど、そうじゃない、悲しくなくて、辛くもなくて、ただ生きていたくないだけ。なんで私こんなに死にたいんだろう。初めて死にたいと思った小学生のあの日から今日まで、1日も欠かさず死にたいという気持ちを抱えている。何も責任を負いたくない。不幸になりたくない。悲しみに押し潰されたくない。もう死にたいって、生きたくないって泣いてるの。大人にもなって。

大人になれば変わると思っていた私が絶望してるよ。