kiroku

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日々の記録

7月をざっくりまとめる

積み重ねてきたものを、経過を自分の手で崩してしまうのは昔から変わらない。

何もかも。細かく説明しないけれど、あらゆるものをそうやって崩して少し後悔する。

良くないな。

夏休みが始まって、夜遅くに近所の高校生がバイクで通りを走っている。楽しそうな声が聞こえる。確実に近所迷惑で、バイクの音は可愛くないけど。大人になって心の糧になるような思い出になるのかもしれない。数年後に思い出す「あの頃」になるのかもしれない。可愛いなと思いながら私は部屋にいるわけだけど、深夜に電気のついている部屋ってなんか嫌だな……。

テレビでは甲子園の県予選が中継されていた。中学生の夏休み、テレビを見ながら「高校生って、頑張っている人って、かっこいいな」と思っていた記憶がある。それが26にもなると、「(何もかもをひっくるめて)かわいい」に尽きる。誰かが言ってた、「対象にかわいいという感情を抱いたら戦えない」。まさにその通り。

韓国の方と打ち合わせのZOOM。午前10時スタートの予定なのに私が起きたのは9時13分。急いで起きてシャツを着て、テキトーに眉を描いて(ZOOMはフィルターがあるので良い)、もちろんズボンはジャージのまま。相手を待ち続けて、いよいよ来ないまま1分前。スマホに韓国から国際電話。出ると「ごめんなさい、個人的な用事があって午後に変更しませんか。」……。躊躇いもなく「いいですよ」と言って電話を切ったけど、冷静になり始めると面白くて笑ってしまった。1分前に予定変更の電話をかけるメンタルの強さ、すごい。おもしろい。私に足りないもの。

ブックオフで3時間。谷川俊太郎萩原朔太郎日本語教育の本か悩んで3時間。100円コーナーの文庫本には悩まないのに、800円の本は悩んでしまう。そもそも、ブックオフでは最初に高価な本のコーナーから見るべきで、間違えても100円コーナーから見てはいけないのかもしれない。もし、そうであるなら、分かっているのに次に行く時には忘れてしまって、また100円コーナーの前に立っている馬鹿。結局、文庫本を5冊。少し前までは恋愛小説や古典の本を買うことが多かったのに、最近はジェンダー関連や短歌・詩集の本を買うようになって。相変わらず自己啓発本は買わないけれど。書き手の人間性に影響されそうで嫌だから。ただでさえ偏っているのに、これ以上は。超えてはいけない線に近づかないように。