kiroku

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日々の記録

日常

親子なんて、たかが血の繋がりの関係でしかないのに。 子育てなんて、賃金が発生するわけでもないのに。 先週末、朝起きると冷えピタが貼られてた。母が「触ったら熱があったから」と言って、カフェオレと果物をテーブルに置いた。こんなこと愛情がないとで…

薄らと生理的に無理

「〜だよ。わら」……。 この「わら」が気になって仕方ない。「笑」を「わら」と書かれると、あっ…となる。あ〜「わら」の人なのか。と一瞬で振り分けられていく感じ。故意ではなく瞬間に察知しているように振り分ける感じ。 言葉の意味が同じなのは分かってい…

春風に前髪ふかれ遠空を見やればだれも罪人ではない

春風に前髪ふかれ遠空を見やればだれも罪人ではない/陣埼草子 相手を尊重するってそんなに難しいことなのかなとかを考えてる。自分と違う考えの人と出会った時に、寄り添う姿勢でいることって難しいことなんだろうか。考えが違うことを自分への攻撃だと思っ…

無題

もう梅雨に入りそうな6月上旬。 連絡を先延ばしにしている今日。 良くないなと心を奮い立たせてメールを送った。 何もかもに不安があって、やりたいことも多くて、 いつになっても生き急いでいる。 遠くに行きたい。 誰にも何にも触れないようなところに行き…

桜が散って終わる春

気象予報士が桜の満開を伝えた翌日、大雨で桜は散った。春の花の苗を買ってきて植えたけれどもうすぐ散ってしまいそう。隅に植っているアジサイとヒマワリ。あっという間に梅雨が来る。 「花係」だった小学生の頃、庭に咲いたアジサイを教室に飾った。アジサ…

無題

待合室で自分の名前が呼ばれるのを待つ。周りの人を見て「みんな病気なんだ」って、まるで自分は病人ではないようなことを思う。そのうち名前が呼ばれて、診察室で簡単な検査をする。医者が「指を私の指に合わせてください」と言う。私は腕が震えてうまく出…

人生の放棄権

日が沈んでから昇るまでの時間、とくに何かをするわけじゃない深夜。音も光も消えて、時間を独り占めしているみたいで、この頃、消えてしまいたくて仕方のない日がある。人生を放棄したくて仕方のない日のこと。療養のために帰国していることを忘れてしまい…

もらった優しさで心が温まること

ふと思い出したとき涙が出る、そんな思い出を私はたくさん持っている。今日のことも未来で思い出したとき泣いてしまうと思う。今日になって、負の感情の中で気づけなかった幸せに気づいて焦っている。幸せばかりを掻き集めては自分だけの虚しさを掻き消そう…

夕焼け

入院することになる日の前日、下書きに入れたものを。 日本語教育を楽しいと思えなくなっている。台湾でも日本でも大好きだった日本語教育、楽しいと思えなくて。活動がどうこうではなく日本語教育を楽しいと思えなくなっているんだって気づいた。何でかな。…

「泣きながらご飯を食べたことのある人は生きていけます。」

「泣きながらご飯を食べたことのある人は生きていけます。」悲しいことや辛いことも、それなりに抱えて生きてきた。それでも乗り越えて今日まで来たわけだけど。その時は本当にすごく悩んで、とても苦しくて、過ぎてしまえば美化作業が始まって、思い返す余…

おまじないの詩

「 朝のリレー / 谷川俊太郎 」 カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウインクする この地球では いつも…

新年から

2022年。 オンラインで生中継のカウントダウンを見ての年越し。自宅前で花火があがって綺麗だった。数発だったけど幸せな瞬間。一瞬に感じるくらい短い時間だったけれど、活動や授業準備のことを頭の片隅に置いて過ごすことができただけで十分。 年越し早々…

大晦日

今日は大晦日、特別なことは何もない日常の中の1日。いつも通りの時間に起きて、スマホを眺めて、洗濯して、掃除もした。田舎へ帰る人が多いのか、私の住んでいる町は静かで車も少ない。 昨日は学校の電気施設が爆発して停電になり、授業は休み。CPがデパー…

不調

朝起きたら耳に違和感が。聞こえにくい。右の耳がおかしい。気のせいか熱っぽいなと思ったけど体温を測るのも面倒で。ベッドから起き上がるだけでも休日はとくに時間がかかる。身体が動かないってこういうことか、と。体調が悪いとき、日本にいれば病院に行…

ハッピーメリークリスマスイブ

今日は12月24日、クリスマスイブ。「タイは仏教の国なので、日本のようにクリスマスを盛大には祝いません。」と教えてもらったとおり、町を歩いてもサンタやツリーは見かけない。(バンコクは賑やかみたいだけど。)クリスマス感も年末感も全く感じられないの…

木曜日の疲労。

早朝、制限速度100kmの道路をぶっ飛ばすソンテウで死を間近に感じながらの通勤。 いつか事故に遭うんだろうな。その時はきっと大怪我か死亡の二択なんだろうな。 木曜日、8時半には既に蚊帳に入ってる。 木曜日の疲労たるや…。 自分の耳の悪さ(つまり発音の…

生活リズムと先週の話と今

生活リズム 5:20までに 起床 6:35 自宅出発 7:15 学校到着 17:30 帰宅 20:00まで授業準備 24:00までに 就寝 ざっくりすぎるけど、こんな感じ。 任地に到着してから寝つきの悪さが悪化してる。1時間ごとに目が覚めたり、ベッドに入っても何時間も眠れなか…

始まり

登校日、といっても全体会議で授業は無し。初ソンテウ…怖かった!全部で6車線?8車線?の広い道路をぶっ飛ばす車やバイク。それに紛れて逆走するバイク。タイにシートベルトや車間距離という言葉はないし、法律を守るとかいう概念もない(知らんけど)。 …

タイのクリスマス

銀行口座開設。 11月上旬、スタバは既にクリスマス一色。タイにはクリスマスは無いと聞いていたけれど、バンコクにはクリスマスがあるらしい。日本はもうすっかり冬だと聞いて少し羨ましいというか、冬が恋しいというか。銀行に入るとクリスマスを意識してツ…

タイに到着

街に出てすぐに香ってくるハーブのような酸っぱい香りに、「あータイにいるんだなぁ」と。レモングラスやパクチーの混ざった香り。約2年半コロナで海外へ行けなかったので、自分が海外にいるのも不思議な感じ。羽田もタイも空港はガラガラ、もちろん機内も。…

渡航ブルーとか。

タイへの渡航を目前に渡航ブルー期間に入った(多分すぐに抜ける)。 自力で就職先を探して「2度と日本には帰らない」と台湾へ渡った大学4年生の、あの時の行動力と希望を呼び戻したい。下手な英語と中国語で何校にも問い合わせたこと、海外就職に必要な証…

近況、感情、鬱蒼。

二十四節気では冬、霜降。午前中に雨、初時雨は冬支度の合図。 Twitterもブログも下書きばかりたまっていく…。Twitterなんて下書きが300もあって意味が分からない。 高千穂町で殺人事件と聞いてから、なんとなく落ち着かない。最近は殺人事件や悲しいニュー…

夏が過ぎて遠ざかるもの

「他人は他人、私は私。」そうやって割り切って生きていくことは大人になっても少し難しい。私が拒否を示したことで誰かを傷つけて、その傷によって他人の何かを変えてしまうことがあるのかもしれないから。けれど拒否しなければ、自分がさらに傷つくのだか…

秋のない四季

もう10月というのに日中は真夏のような日差し。連日の降灰で気分も最悪。会いたい人には会えないのに、そうじゃない人との予定ばかりできてしまう。 帰国してから敏感に感じる日本で生きるために必要な協調性のこと。「みんながやるときは一緒に」という価値…

幸せとストレッサー

9月、体調不良。自室の片付けをしていると、つい本棚に手が伸びてしまって進まないのが悩み。ふと手に取った詩集の詩が刺さって抜けない。 ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて 気難しくなってきたのを 友人のせい…

沈み落ちていく

社会的な問題を受け止めれば心が落ちて沈んでいく。それは今でも変わらないけれど、現実を知ることが重要で知らずにはいられない。見えないふりをして生きることもできるけれど、それじゃ何も変わらないし、悲しみを大きく育てながら生きていくことになるか…

連日の大雨

ここ数日は雨が続いていて、ネットから警報や災害の情報が入ってくる。大雨は災害につながるので良くないなと思うけれど、私は大雨が好き。朝起きて雨音が聞こえると目覚めが良くて気分も良い。小雨じゃ雨音が聞こえないから意味がない。土砂降りじゃないと…

ワクチン接種と東京の夏

ワクチン接種を終えて、腕の痛みと発熱と倦怠感。 先週の天気予報で見た通り、今日は雨。今週はずっと雨。 8月、平日だからなのか、他県へ帰省したのか、夏が暑すぎるのか、東京は人が少なかった。モノレールも電車もガラガラ。先日の小田急刺傷事件のことが…

8月

8月1日、家の周りに塩を撒いた。どのチャンネルもオリンピックばかり。コロナの感染者数は爆発的に増えているのに、オリンピックは開催されていて、けれど確実に感染者も重症者も増えているという非現実的な現実が続いている。パン屋さんへ行った後、タイ語…

夏のせいにする

生きているのが嫌で仕方ない午後だった。人の気持ちなんて分からないことを理解しても無意味だやっぱり。言っていることが頻繁に変わる人とは深く関わらずに生きてきたけれど、それは私が相手の言葉を理解できていないとか、汲み取れていないとか、それだけ…